そもそもソノシートってなにかご存じでしょうか? 昭和生まれの60代以降の方はご存じかもしれまんせんが、それよりもお若い方はご存じないかもしれません。
これがそのシートです。シングルレコードと同じ大きさですが、材質がペラペラのビニールに溝があるものなのです。当然、ターンテーブルで再生可能なのです。色は赤が多く、青があったり、黒があったりします。
ソノシートだけで売られていたのではなく、基本的には雑誌や本を売るためのおまけとして製造されて
いました。雑誌や本の内容を音声でカバーしていたのです。
比較的安価で購入できたので、家族で聞いて楽しむことができました。代表的なのは当時のアニメのテーマ曲やラジオ放送のようなものをそのまま録音して「第何話、~~の巻」などというのを再生して家族で聞いていたりしたのです。
昭和30年代の話ですね。こういうのを聞くと小さいころにお父さんやお母さんや兄弟とこういうの聞いてたなーってタイムスリップができるんですよね。ちなみに私は「忍者、赤影」が大好きでした。
朝日ソノラマという会社があって、ちょっとした雑誌にいろいろな記事を載せて、それにソノシートをおまけとして添付して販売をしておりました。
マーケットで人気があるのはやっぱり、昔のアニメ関係ですね。
「猫じゃら市の11人」なんてソノシートが60000円で売れていたりします。
ソノシートは昭和のアニメが王道なのですが、高く売れるのは意外なものがあるのです。
レコード関連で高く売れるのはビートルズとエルヴィス・プレスリーなのです。
これはビートルズ特集のそのシートでしすが、これが20万で売れています。
こういうコレクターが多いけれど、あまり、リリースされていないレアアイテムは高く売買されたりします。
実をいうとこれが過去3年で一番高く売買されたソノシートなのです。29万です。いわゆるインディーズものです。音楽的にはまったくしりませんが、こういう世界もあるのです。私自身も勉強になりました。
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